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羽根のある
くも

先日、仕事で養蜂家をたずねました
日本ミツバチの養蜂場を営んでいる方です
以前、職業訓練の見学で別の養蜂場を訪ねたときは
蜜蠟のキャンドルを作ることに夢中になり
ハチの話をよく聞いていませんでした
今回は養蜂を仕事にしたい人たちを
先生のもとに連れて行く、という仕事だったので
私も生徒の一人のような気分になって
先生からミツバチの奥深さを学びました

私は環境問題をいくらか勉強して
簡単な資格をもっては、いるのですが
これまで教科書的な学習ばかりで
仕事や活動に活かしたことはありませんでした
ミツバチは生きている「環境」であり「自然の申し子」だと
今回先生から話を伺って 深く感じいりました
例えば
農薬に被曝したハチは もう巣の中には入れてもらえない
外で死んでいる働きバチが多いということは
その周囲で何か有害な化学物質が放出されているのだ、と
養蜂家が一番に、地域の環境の異変に気付くとのこと
ミツバチが健やかに採蜜できるということは
イコール 自然が健全であるということなのだ
1匹の働きバチが 一生かかって集める蜜の量は
約ティースプーン一杯
小さい命が 自然からもらってくるものを
私たちはいただいているのだ
有難い、と思うと同時に
自然のかけがえのなさを実感しました

小さいミツバチ
小さい私たち
小さい命がつきるまで どう生きていったらいいのか
ぼんやりと考えた春の始まりでした

焼き物の型 ちょっとどうぶつの巣のよう・・・